男女問わず髪の毛の悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
髪の毛は、体を作ることと同様に日々の食事で摂取する栄養をもとに作られています。
髪の毛を健康に保つためには、髪にいいとされる食材を毎日食べるものに取り入れて、積極的に髪にいい栄養素を摂取することが大切です。
そこで、今回は髪にいいとされる栄養素の知識から、食事の組み合わせなども一緒に紹介します。
髪にいいとされる3つの栄養素
髪の健康のためには、実際にどのような栄養素が必要なのか。
髪の主成分となる栄養素からそれを補う栄養素まで紹介し、それらを含む食材を具体的に紹介します。
1.タンパク質
多くのアミノ酸が融合して作られたケラチンというタンパク質が髪の主成分となります。
タンパク質は髪だけでなく、体の臓器や神経細胞などもタンパク質で成り立っているため日々の摂取でタンパク質が不足してしまうと、髪や頭皮にまで栄養が行き渡らなくなるため髪の健康に大きな影響を与えます。
タンパク質が豊富な肉や魚を食事に取り入れるといいでしょう。
2.ミネラル
ミネラルの中でも亜鉛は、体内でタンパク質を効率良く利用するために大切な栄養素です。
髪の主成分であるタンパク質を取るだけでなく、ミネラルも一緒に摂取することで髪の健康にいい影響を与えてくれます。
ミネラルの多い水に変えたり、海の食材や緑黄色野菜を意識して食べるといいでしょう。
3.ビタミン類
ビタミンは細胞の活性化に欠かせない栄養素です。そのため、常に成長し続ける髪や頭皮の健康にも必要不可欠と言えるでしょう。
10種類以上あるビタミンですがその中でもとくにビタミンA・B・C・Eをバランスよく摂取することで髪の健康を保つことができます。
ナッツ類やレバー、緑黄色野菜がおすすめの食材です。
栄養不足は薄毛の原因になる
健康な髪の維持には栄養素が不可欠です。
栄養をエネルギーとし成長していく髪は、本来は生涯成長を続けていきます。
しかし、髪はなくても人間の生命に関わらないため、体の中での優先順位は低く栄養が配分されるときに一番後回しにされてしまうと言われています。
日々の生活で栄養が不足してくるとその影響をとても受けやすいのが髪の毛であるとも言えます。
栄養不足は、薄毛や髪のパサつきの原因となります。
髪にまで栄養を行き届かせるためには毎日の食生活で十分な栄養補給をすることが欠かせません。
先ほど紹介した栄養素を意識し、毎日のメニューに取り入れていくことが必要です。
髪が喜ぶメニュー3選
髪の健康を考えた食事には、髪に必要な栄養素を含む食材をバランスよく取り入れることが大切です。
そして腎臓や肝臓の働きを助ける食材も合わせることで老化予防にもなり髪の悩み解消に繋がります。
そこで、髪にいいとされる栄養素がバランス良くとれるメニューを紹介します。
1.レバニラ炒め
豚レバーは、亜鉛をはじめ鉄やビタミンなど日頃不足しがちな栄養素が豊富に含まれています。
にらに含まれるビタミンと合わさると亜鉛の吸収率を高めてくれます。
2.牡蠣鍋
牡蠣には、亜鉛が豊富に含まれています。
生でも食べられる牡蠣ですが鍋にして野菜などと一緒に食べることで髪にいい栄養素をしっかり摂取し吸収率も高めてくれます。
3.夏野菜カレー
夏野菜には緑黄色野菜がたくさんあります。
ビタミンや鉄分、カルシウムを多く含む緑黄色野菜とカレーに使われるスパイスによる血行促進効果で髪の健康を助けてくれます。
抗酸化作用のあるトマトも一緒に入れるとさらに効果的です。
まとめ
髪の悩みには、毎日の食生活で栄養をバランスよく取ることが大切です。
忙しい日々の中では、食生活以外にストレスなどの影響もありますよね。
そんな中でも栄養豊富で取り入れやすい食材を知り、髪にも心にもいい影響を与えてくれるメニューを選ぶことで、体と共に髪の健康も保つことができるでしょう。