新型コロナウイルス感染症について、毎日いろいろな情報が出ています。
その中で「コロナ抜け毛」が話題となっているのです。
コロナ抜け毛とは、どのようなものなのでしょうか?
コロナ抜け毛の治療法について、解説をしていきます。
コロナ抜け毛とは?
新型コロナウイルス感染症の後遺症として、髪の毛が抜けると言われています。
国立国際医療研究センターが実施した調査によると、新型コロナウィルス感染症患者の約4人に1人が脱毛症を発症していることが分かっているのです。
新型コロナウイルス感染症にかかってしまったストレスやショック、環境の変化によるストレスが原因と考えられています。
コロナ抜け毛は、薄毛の種類ですと「急性休止期脱毛」に分類されるのです。
ヘアサイクルでは、成長が止まり抜けるのを待っている状態を「休止期」となり、通常約10%の髪が「休止期」なのですが、病気や発熱、出産などにより、「成長期」の髪の毛が一気に「休止期」へ移行してしまうことが「急性休止期脱毛」となります。
休止期の髪の毛は、2〜3ヶ月かけて抜けるのですが、コロナ抜け毛も感染の2〜3ヶ月後に抜け毛が増えることが多いのです。
コロナ抜け毛の治療法とは?
コロナ抜け毛の治療法として、一般的な薄毛治療薬を用いた治療法が行われているのです。
男女によって治療法は、異なります。
どのような治療法があるのでしょうか。
①薄毛治療薬を用いる
薄毛治療薬の種類は、大きく分けると2つあります。
一般的に男性は「AGA治療薬」、男女共通なら「ミノキシジル」となっています。
「AGA治療薬」は、男性専用で抜け毛を抑える薬です。
「ミノキシジル」は、男女共通で発毛や育毛を促す薬となっています。
この2種類を併用することにより、抜け毛を止めて新たに髪を生やす相乗効果が期待でき、より高い改善の効果を得ることができるのです。
「AGA治療薬」には、プロペシアやザガーロがありますが、これらは女性は服用できません。
②自然治癒
髪の毛には、成長期→退行期→休止期といったヘアサイクルがあります。
そのヘアサイクルによって、髪が抜け落ちた毛穴であっても再び髪は生えてくるのです。
そのため、抜け毛が一時的といった場合、自然治癒を待ってみるのも良いかもしれません。
コロナ抜け毛って何?治療法をご紹介!まとめ
新型コロナウイルス感染症の後遺症として、抜け毛が起きてしまうこともあります。
感染したことによるストレスなどによって、一時的な抜け毛かもしれません。
しかし、抜け毛が進行して心配な場合は、クリニックなどで相談してみることをおすすめします。